自分で出来る虫歯のセルフチェックについて

虫歯チェックをするには

まずはセルフチェック!見た目だけでなく感覚も重要。

 

知らず知らずのうちに進行している虫歯を早めに見つけるには、まず自分の目と感覚で歯の状態をチェックしてみることが大切。

「歯にざらついている部分がある」
「歯の色が白く濁っていたり、うっすら茶色くなっている」
「デンタルフロスが切れやすい」
「冷たいものや熱いものがしみる」
歯磨きをしていると血が出てくる
朝口の中に粘つきを感じる
口臭を指摘される時がある(もしくは自分で口臭があると思う)

 

 

といった症状がある場合は、虫歯の可能性があります。
まずは口の中がよく見える明るい場所を選び、鏡の前で歯の状態を確認してみて下さい。

 

治療済みの金属や樹脂の周辺の歯が黒くなっていないか、詰め物と歯の間に隙間ができていないか、奥歯の溝が黒くなっていたり、歯と歯の間に虫歯ができて穴が開いていないか……。
治療して詰め物をしていても、年月が経つに連れ、詰め物が浮いてきたり欠けたりするとその隙間からバイキンが入ってきます。
そして、知らず知らずのうちに、虫歯がひどくなり、気づいた時には、かなり進行してしまっているということもあるのです。

 

特に歯並びが悪い部分は歯が重なっている部分から虫歯になることが多いので、角度を変えて丁寧にチェックすると確実です。

 

また、子供の乳歯はエナメル質、象牙質ともに永久歯よりも薄く、虫歯になるとより早く進行するため、子供さんをお持ちの方は毎日の仕上げ磨きの際に虫歯チェックをすることをおすすめします。

大人でも磨き残しは結構あるので、子供ならなおさらです。

 

最近はセルフチェックアイテムとして、磨き残しの歯に赤く色がつくチェック薬なども市販されていますので、楽しみながら虫歯予防と早期発見を心がけましょう。

 





歯科医院での定期検診を受ければより安心!


皆さんの中には歯の健康診断を定期的に行なっている人はどのぐらいいるでしょうか?
虫歯の予防や口腔内の健康を保つため、一般的には3カ月〜半年に一度は歯科検診を受けた方がよいと言われています。

 

歯科検診は最寄りの歯科医院や保健センターなどで受けることができ、虫歯や歯周病、噛み合わせなどのチェックを行ったり、歯磨きの指導を受けたり、口や歯に関する相談に乗ってもらうこともできます。

 

また、歯科医院では歯石除去など、家庭ではできないケアも受けることができます。
プラーク(歯垢)が溜まり、進行してできた歯石は歯にしっかりとこびりついていて、専門家の技術でないとキレイに取ることはできません。

 

歯石除去は虫歯や歯周病の予防だけでなく、見た目にも美しい歯に蘇らせてくれる効果もあるため、ぜひ定期的に検診やケアを受け続けていきましょう。

 

歯科医院によっては検診のタイミングをハガキなどで知らせてくれる場合もあるので、来院の際に確認するのがおすすめです。

 

虫歯の予防方法も確認して下さい。