正しい歯磨きのシカタ

正しい歯磨きの方法

一日3回丁寧に。デンタルフロスも有効。
デンタクロス

 

職場や学校に歯ブラシを持参し、昼食後も歯磨きをする人が増えています。

 

飲食後は虫歯菌が歯の隙間に入った食べかすなどをエサにして活発に酸を作りだしていますので、毎食後丁寧に歯磨きをして細菌と歯垢(プラーク)を取り除くことが大切。
中でも特に就寝時にはだ液の分泌量が少なくなり虫歯になりやすくなるので、寝る前の歯磨きは特に重要です。
デンタクロスでキレイに

 

正しい歯磨きの方法としては

@歯ブラシを歯の面にきちんと当て、

A軽い力で、

B小刻みに動かしながら磨くのが正解。

 

歯と歯の間、歯と歯茎の境目、噛み合わせの部分などは特に汚れが残って虫歯になりやすいため、念入りに磨くとよいでしょう。

 

また、歯ブラシでは取りきれない歯の間の汚れや歯垢(プラーク)の除去にはデンタルフロスや歯間ブラシなども有効。
ブラッシングの後にデンタルフロスを使うと、歯垢(プラーク)の除去率が約30%もアップすると言われており、こうした様々なデンタルケアグッズを上手に活用することも虫歯予防につながります。





効果的な歯磨きには歯ブラシ選びも重要!!

せっかく毎日丁寧に歯磨きをしていても、歯ブラシの毛先が開いてしまっていては台無し!
歯ブラシで歯を磨く

 

毛先が広がっていると歯の面に当たりづらく、汚れや歯垢(プラーク)を除去する働きも鈍ってしまいます。大体1カ月に1本を目安に交換しましょう。

 

ドラッグストアや量販店などに足を運ぶと、大きさや毛の硬さなど様々な種類の歯ブラシが販売されています。

 

歯ブラシは法律で「柄の材質」「毛の材質」「毛の硬さ」「耐熱温度」を表示するよう義務付けられていますので、こうした表示を参考に自分の歯並びや口の大きさ、年齢などに合わせた歯ブラシを選ぶことも大切です。

 

歯肉が弱い、歯茎から出血しやすい人は毛の硬さが柔らかめのものを選ぶのがおすすめ。

 

「仕上げ磨き用」「乳歯期用」「生え変わり用」など、小さな子ども向けにヘッドの大きさや持ちやすさなどを考慮した商品も販売されており、子どもの頃から正しい歯磨きを教える上でも歯ブラシ選びは重要です。